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2学期始業式が行われました
およようございます。
 まず、今回の台風19号では多くの地域に甚大な被害がもたらされました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
 私の親戚の中にも、台風による停電や断水、浸水などの被害に遭ったものがいます。今回の台風で強く感じたことは、「自分には(被害は)起こらない…」ということは全くの幻想に過ぎないと言うことです。日頃からの危機管理の意識が私たち一人一人に強く問われています。
 
 さて、台風19号の影響で中止になったラグビーワールドカップの岩手県釜石市での試合に出場予定だったカナダ代表の選手たちが、市民の応援やもてなしに対する感謝を示したいと、道路にたまった土砂などを片付ける清掃ボランティアを行ったという報道がありました。

 ある代表選手は、「釜石の思いやりに触れ、素晴らしい時間を過ごすことができました。日本での貴重な経験をすることができたことを感謝したい。」とコメントしています。カナダは戦わずして無念の最下位が決まったにも関わらず釜石に残ってボランティアに参加したのです。この話を聞いて私はとても感動しました。私たちは国籍や文化や宗教の違いなどを超えてまず「人間としていかにあるべきか?」ということを強く考えさせらました。

 ともすると私たちは「自分(自分たち)だけがよければいい」と考える心に支配されがちですが、自分たちの時間や労力を犠牲にしてでも他の人を助けようという「利他の心」が必要だと思います。このことは私たちが生きていく上で大切な判断基準になるでしょう。今回の台風で被害に遭った方や地域のために、私たち一人一人に何ができるかを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

もう一つ始業式に際して皆さんには、物事をするときに「何のためにそれをするか?」ということを立ち止まって考えてほしいと思います。たとえば、「なぜ高校に行くのか?高校に行って何をしたいのか?」「なぜ学校のきまりがあるのか?」など、「なぜ」という問いをもつことはとても重要です。家の人に言われたから、先生に言われたから…ではなく自分自身で考えることが必要なのです。この問いがないとすべてのことが受け身になり、王子桜中が目指している本当の意味での「自主性」や「主体性」は生まれないでしょう。ぜひ皆さんには、こうした問いを大切にして学校生活を送ってほしいと思います!









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| 学校日記 | 05:15 PM | comments (x) | trackback (x) |
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