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今年度最後の全校朝礼が行われました!
おはようございます。
王子桜中は、新年度に入って開校20年目を迎えます。人間で言えば二十歳(はたち)の成人式です。今年の3年生は19期生、2年生は20期生ということになります。先日、スクールコーディネーターの宮川さんが、開校当時の新聞記事を学校にお持ちになりました。2005年4月8日の読売新聞です。ちょっと読んでみますね。

「統廃合により新たに誕生した北区立王子桜中学校で4月7日、開校記念式典が開かれ、地元出身のシンガー・ソングライターの小野ゆかりさんが作詞作曲した校歌が初めて披露された。開校式では、小野さんの歌を披露した歌を録音したCDをかけてお披露目に。CDはすでに2,3年生に配布されており、CDに合わせて歌を口ずさむ生徒の姿も…」こんな記事です。

その小野ゆかりさんが3月14日に王子桜中にいらっしゃる予定です。当日は午後に講演会の時間を設けて、全校生徒の皆さんに向けて、王子桜中の校歌に寄せた小野さんの想いや当時のエピソードをたくさんお話していただきたいと思います。とても楽しみですね。

私は20年前の統合当初のことを地域の方や初代の校長先生から伺うことがよくあります。旧王子中と旧桜田中という2つの異なる特色や伝統をもった学校がうまく一つに融合していくだろうか?と不安な眼差しで見守っていた方もいたようです。そんな頃に、最初に行われた第1回体育祭には多くの保護者や地域の方たちが詰めかけました。結果は、どちらの中学校出身かなどはまったく関係なく、すべての王桜生が精一杯競技に取り組み、感動的な体育祭だったそうです。もちろん閉会式では、新しい校歌が校庭に響きました。

初代校長からは、王桜中の学校文化である「自主」を具現化する新校の初めての取り組みとして「ノーチャイム」に取り組んだことをお聞きしました。自分たちで時間を意識して自主的に行動することをすべての生徒が実行すること…当時としてはハードルが高い取り組みだったと思いますが、20年経った今でも、「ノーチャイム」はしっかり受け継がれています。

さて3年生の受験も一段落し、最後の定期考査も終わり、卒業式や修了式に向けてカウントダウンの日々が始まります。今のクラスで過ごす残り少ない時間を楽しく過ごして欲しいと思います。皆さんも聞いたことがあると思いますが、「一期一会」という言葉があります。これは茶道に由来する言葉で、茶会に臨む際には、その機会は二度と繰り返されることのない、一生の一度の出会いであるということを心得て、お互いに誠意を尽くす心構えを意味しています。

わかりやすく言うと、「あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡ってこないたった一度きりのものです。だからこの一瞬を大切に思い、今できる最高のおもてなしをしましょう」という意味です。そんな気持ちで今まで一緒に過ごした仲間や、これから新たに出会う仲間と接して欲しいと思います。

令和6年3月4日
校長 吉原 健


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| 学校日記 | 02:49 PM | comments (x) | trackback (x) |
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