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全校集会あいさつ
おはようございます。
今日久しぶりに登校して友達や先生と再会した人も多いのではないかと思います。
この夏休み中は、新型コロナウイルスの急速な感染拡大により、外出や遠出を控えることも多かったと思いますが、みなさん一人一人は充実した時間をもつことができたでしょうか?

 今のところ、学校の方には、この休み中に大きな事件や事故などに巻き込まれたという連絡は来ていないので、皆さん元気に過ごしていたのではと思います。
もし何かあった人はあとで担任の先生に報告してください。
そして、今日から再開する学校生活でも、引き続き一人一人が感染症対策の徹底に心がけてください。

 さて今日はこんな話をしたいと思います。
私ごとですが、私の高齢の母親がいま都内の実家に一人で住んでいます。
コロナ下の自粛生活がすでに2年近くも続き、足腰もだいぶ弱くなってしまいました。
最近は、週に何回か近所に最低限の買い物に出かける程度です。
でも幸い昔から付き合いのあるご近所の人たちがいろいろ心配して助けてくださるおかげで、何とか一人暮らしを続けています。

 私も週末には一人で暮らす母のところになるべく顔を出しています。
しかし今は感染の心配もあるため、マスク越しの会話のやり取りと短い時間の滞在です。
ときどき母の好きなおかずを買っていくと喜んでくれます。
短い滞在の後に自宅に帰ろうとするとき、必ず母が玄関まで見送って私に掛けてくれる言葉があります。
それは「ありがとう!」という言葉です。
たった5文字の短い言葉ですが、母のいろいろな思いがこめられた言葉だと感じています。
私自身も母のこの言葉に勇気をもらっています。

 今はSNSが手軽なコミュニケーションの道具になり、多くの人とのつながりを確認できるよさを感じている人も多いと思います。
一方で、コロナ禍も相まって対面のコミュニケーションの機会がどんどん減っています。
しかし、文字だけで自分の思いや感情を伝えることには自ずと限界があり、時には相手に傷付けられたり、逆にこちらが誤解を与えてしまうこともあります。

 北区では幸い夏休み明けから通常授業になりました。
ぜひ皆さんには、友達や先生と直接相手の表情を見ながら、思いやりや優しさのある声かけをして欲しいと思います。
この先、しばらくはコロナ下の制限のある生活が続くと思います。
皆さんも何かと不安やストレスを抱えやすいかもしれません。
もし何か心配なことや一人では解決が難しいと思うことがあったら、自分一人で抱え込まずに、身近にいる友達や信用できる大人に相談してください。
今日から再開された一日一日の学校生活の中で充実した時間を過ごしていきましょう。
これでお話を終わります。
令和3年9月1日
校長 吉原 健


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