2021,12,13, Monday
おはようございます。
この秋、王子桜中の生徒の皆さんが、個人や団体で活躍して成果をあげて多くの場で表彰状をいただいてきました。 表彰の数が多いので、今日と12月24日の2回に分けて行うことにしました。 うれしい悲鳴です…。 さて、1年生は鎌倉校外学習が無事に成果をあげて終わり、今は校外学習の成果発表会に向けて準備しているようですね。 発表会を楽しみにしています。 2年生は、今度の日曜日から岩井学園でイングリッシュキャンプが行われます。 初めての宿泊行事の中で積極的なチャレンジを期待しています。 そして3年生は年明けから受験シーズンが始まります。 いま校長面接をしていますが、3年生の高校生活への意欲を聞いて頼もしく感じています。 12月に入って、生徒会と園芸ボランティア部が呼びかけて行った2回にわたる落ち葉はきのボランティア活動に延べ100人を超える生徒の皆さんに参加してもらいました。 自分たちの学校をきれいにしようと行動してくれた気持ちをとてもうれしく思います。 王子桜中の新校舎に込められた願いに「孫の代まで使う」という言葉があります。 これまでの卒業生もこの願いを実践してくれましたし、皆さんもそうだと思っています。 皆さんは何のためにボランティアをするのでしょうか?「人や社会のために役に立ちたい!」、「学校や地域のために貢献したい!」という気持ちはとても尊いものだと思います。 一方で、もし「~してあげる」というおご驕った態度や「~してあげたんだから」と見返りを求める気持ちがあったとしたら、それはボランティアの本質とは異なるのではないかと思います。 ある人が、ボランティアの本質は「与える」ことではなく「受け取る」ことだと言っていました。 この考えに私もとても共感します。 ボランティアは、「自分がやってうれしい…」、「自分がやって楽しい…」という気持ちがなければ長続きしないのではと思います。 ボランティアに参加することによって、自分自身にいろいろな発見や気付きがある、自分の世界が広がる、そして相手も自分も幸せな気持ちになれば素晴らしいと思っています。 ゆくゆくは学校だけでなく、皆さんの住んでいるこの王子の地域にもボランティアの輪が広がっていくことを期待しています。 小さなことでいいのです。 自分が無理なくできることでいいと思います。 ちょっとしたことでも、誰かのため、何かのために行動できる人になってほしいと思います。 あとで生徒会長の秋山さんからも話があると思いますが、これからボランティアを王子桜中の学校文化としてもっともっと根付かせていきたいと思います。 皆さんの勇気ある一歩を期待しています。 これで私の話を終わります。 校長 吉原 健
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