■CALENDAR■
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
<<前月 2024年05月 次月>>
■LOGIN■
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
USER PW:
■ADMIN■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■NEW ENTRIES■
■CATEGORIES■
■ARCHIVES■
■LINK■
■PROFILE■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■

全校朝礼と認証式が行われました
おはようございます。
さて、今日からいよいよ文化祭準備期間に入ります。本番の10月27日まであと2週間です。
私もいろいろと文化祭への期待がありますが、とりわけ、合唱コンクールに向けての皆さんのクラスのこれからの仕上がりをとても期待しています。合唱コンクールは、私の教員人生の中でも思い出が多い行事の一つです。

実は、今でこそ全国の多くの中学校で合唱コンクールが行われていますが、かつては学校が落ち着かず、合唱コンクールがなかなか成立しない時代もありました。本番でも歌わない生徒がいたり、本番の舞台上でも周りの友達とふざけている生徒もいました。終わった後にむなしい気持ちになったこともあります。

そんな時代は、「上級生が歌う姿を下級生に見せられない…」といった先生たちの声もありました。そんな中で、初めて大きなホールを借りて全校生徒による「第1回合唱コンクール」を実現した年を経験したことがあります。生徒たちを最後まで信じられるかどうか、先生たちにとってもある意味賭けだったと思います。

そうした先生たちの心配な思いをよそに、当時の3年生は「自分たちが学校を変えたい、変えられる!」という強い思いをもって一生懸命歌ってくれました。技術的には、今に比べると決して高くなかったですが、自分たちの合唱に込めた思いは聞いている人全員の心にしっかりと届きました。

そんな時代を経て、生徒たちや先生たちも少しずつ自信と誇りを取り戻し、心を合わせて歌うことの素晴らしさを実感しました。その年から、最高学年である3年生が見本となって最高の合唱を下級生に伝えるという伝統的な学校文化が生まれました。

王子桜中はすでに校歌を一生懸命歌うという文化があります。合唱が感動を伝えるのは、技術の高さではなく、やはり心なのでしょう。全員が心をひらいて、お互いを信じ合って、真剣に歌うこと、自由曲に込められた思いやメッセージを伝えることが、何物にも代えることのできない感動を呼ぶのです。

「クラスがどこまで気持ちを合わせて一つになれるか」という真価が問われるのが合唱コンクールの醍醐味です。あと2週間個人にとってもクラスにとっても中学校での最高の思い出ができるように最後の日までチャレンジし続けてしてほしいと思います。
皆さんがんばってください!

















| http://ousaku.kita-city.tokyo/blog/index.php?e=5574 |
| 学校日記 | 05:42 PM | comments (x) | trackback (x) |
PAGE TOP ↑