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海外派遣壮行会が行われました!
おはようございます。
さて、いよいよ明日11/7㈫から11日間の日程で、北区中学生海外派遣団が出発します。
王桜中2年生の派遣生4名も、この間ホストファミリー宅にホームステイをしながら、セブンヒルズスクールの児童生徒と交流します。もちろん会話は24時間英語のみです。大変そうですが、頑張って欲しいです。日本とアメリカの教育や文化の違いも見てきて欲しいです。

私が8年前に北区の派遣生とセブンヒルズスクールを訪れたときも、日本とアメリカの学校文化や授業の違いを感じたことがあります。セブンヒルズスクールは幼小中一貫の私立の学校なので、日本の公立中学校とは単純には比較はできないと思いますが、少しお話しします。

わかりやすい違いは、放課後の部活動がないことです。一日の授業が終わると、セブンヒルズスールの子どもたちは、保護者が迎えに来る自家用車に乗って、次々と自宅に帰っています。
そして地域にあるスポーツクラブの活動や、自分の趣味や文化芸術のサークル活動等にそれぞれの子どもが参加するようです。日本のような体育祭や文化祭などの行事もないようです。あくまで学校は、授業や学習を中心に過ごす場所なのです。当時は給食もありませんでした。

教室についていえば、クラスサイズは日本と比べとても少人数で20人の定員でした。これは教師としてはうらやましかったです。当時から生徒の皆さんは、一人1台のiPadを自由にノート代わりに使っていました。日本の教室のように先生が黒板を背にして、板書しながら説明するというよりは、グループワークが中心でお互いに活発に意見を言い合うという感じでした。私が最初に教室に入ったときは、「あれ?先生はどこにいるのかな?」という感じでした。

 そして印象的だったのは、アメリカの中学生の[質問力]の高さです。先生や友達の説明で分からない点や疑問点は、どんどん質問をぶつけていました。日本人のように「これを聞いたら恥ずかしい…」「こんなこと聞いていいのかな?」という感覚はあまりないようでした。
もう一つは、[プレゼン力]の高さです。自分の意見や主張は相手に対して説得力をもって堂々とすることができると感じました。多分、小学生の時から鍛えられているのでしょう。

 今は日本の学校も一人1台の端末「きたコン」を使いこなしていますし、ノート代わりに自由に使うようになってきました。ただアメリカのように「みんなが授業に参加して、生徒と先生が一緒になって学びを深めていく授業」にはまだ遠いと感じます。今後は、日本でももっと質問力やプレゼン力が問われてくるはずです。ぜひ中学校でこうした力を伸ばしてください!

令和5年11月6日
校長 吉原 健









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