2021,10,12, Tuesday
皆さん、おはようございます。
初めに、各学年の生徒の皆さんに期待することをお話しします。 まず3年生です。 これまで最高学年として生徒会や委員会、行事や部活動でよくリーダーシップを発揮して頂き、そのご苦労にお礼を言いたいと思います。 ありがとうございました。 これからの半年間は、卒業後の進路決定に向けてとても大切な時間になります。 高校受験に対する不安もあるかもしれませんが、大事なことは「高校に行って何を頑張りたいのか?」「どんな高校生活を送りたいのか?」ということを自分に問いかけることだと思います。 都立高校でも私立高校でも、どんな生徒に来て欲しいかという「期待する生徒の姿」というものを掲げています。 自分のめざす将来と高校進学がつながっていくように自分の考えをしっかりもってください。 3年の先生方はもちろんすべての先生方が皆さんの進路決定を応援していきます。 2年生は、実質的な学校のリーダーとしての存在が期待されます。 リーダーの大切な役割の一つとして、友達や仲間、そして後輩の人たちの話をよく聴いてあげることがあると思います。 とくに後輩が困っているときや悩んでいるときに、そっと寄り添って助けてあげる思いやりのあるリーダーになってほしいと思います。 生徒会や委員会、部活動でも3年生の教えを引き継いでさらによき学校文化を築いて欲しいと思います。 1年生は、2年生とともに、新しい学校づくりを担ってほしいと思います。 それにはまず自分自身を磨き続けることです。 この間大谷翔平選手の「目標達成シート」の話をしましたが、半年後の自分の到達したい姿をゴールとして決めて、具体的な行動目標を着実に実践することです。 継続することが力になるはずです。 最後に、全校生徒の皆さんに「じりつ」の話をします。 まずは「自立」です。 一般的には、「自分のことはできる限り自分でする」という意味ですが、「自立」の本当の意味は、助けが必要になったときに頼れる友達や仲間、大人がいることだと言っている人もいます。 つまり、いざというときに助け合うネットワークをもっているということです。 これからの時代は、こうした意味での「自立」が求められると思います。 もう一つは「自律」です。 こちらは、「自分で考えて自分の気持ちや行動をコントロールできる」という意味です。 自分の意思をしっかりもって自ら定めたルールに従って行動を選択できる人が「自律的な人」です。 たとえうまくいかなかったときでも、その結果を素直に受け入れて反省し、次の自分の行動に生かしていける人になってください。 2学期は、この2つの「じりつ」を達成できるように努力していってください。 これでお話を終わります。 令和3年10月12日 校長 吉原 健
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2021,10,12, Tuesday
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