2021,09,13, Monday
副校長 名取秀康 皆さん おはようございます。副校長の名取 秀康です。夏休みが終わり2週間経ちました。今週の9/16(木)、9/17(金)は定期考査Ⅱがありますね。 きっと、みんな、試験勉強中心の生活になっていることでしょう。 そこで今日は、試験勉強に役立つ「集中力」についてお話しします。 先生も経験がありますが、勉強を始めなければいけないのはわかっているだけどなかなか始められない時ってありますよね。 また、勉強をしていて「あー、集中ができないー」と思うこともありますよね。 そんな時のためのアドバイスをしようと思います。 1 余分な力が入らない姿勢をつくりましょう。 集中のために、まず大切なのは姿勢です。 姿勢が良ければ体に余計な力が入らず、集中力も持続します。 では、その場でみんなもやってみましょう。 ①椅子に浅く座り、自分の利き手を頭に乗せ手のひらで軽く押さえつけます。 ②手のひらで押さえつけるその力に反発するように、顎を引いて背筋を上に伸ばしてください。 ③頭に乗せた手を下ろし、両肩をぐっと持ち上げて2〜3秒経ってから脱力し、両腕をストンと下ろしましょう。 そうすると、背筋がピンと伸びていることに気がつくはずです。この姿勢を大切にしましょう。 集中できていないときの姿勢ってみんなどうなっていると思いますか。 2 「5・3・8深呼吸」で脳に酸素を送り込ましょう。 呼吸はとても大切です。 呼吸は脳に酸素を送り込み、それがガソリンとなって頭が働きます。 集中力を持続させるには、深い呼吸が必要なのです。 「5・3・8深呼吸」という方法があります。 実際に試してみましょう。 ①5秒かけて鼻から大きく息を吸います。 ②3秒間息を止める。 ③8秒かけて口からゆっくりと息を吐ききります。 これを3回ほどくりかえすことで、正しい深呼吸ができ、脳にフレッシュな酸素を送り込むことができます。 3 ポイントをつくって目の焦点を合わせましょう。 机に向かってもなかなか集中できない人は、目が泳いでいる場合が多いそうです。 そんなときは視線を一点に集めることで、集中状態に入ることができます。 おすすめなのは、机や筆箱などに小さな丸いシールを貼ってそこに視線を合わせることです。 もしも手にホクロがあったりすれば、それをじっと見つめることでも代用できます。 (先生と同じ年のプロ野球読売ジャイアンツの投手コーチ桑田真澄さんは、現役時代、投げる前にじっとボールを見つめていました。) 人間は情報収集の約8割を目に頼っているそうです。 ですから情報収集の大きな役割を担う視線を一点に集めれば、おのずと集中できるというわけです。 「集中できない」のではなく自分で集中できる状態にもっていくことが大切なんですね。 今日からぜひ、試してみてください。 参考: 一般社団法人 日本集中力育成協会 理事長 森 健次朗氏
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