2021,07,05, Monday
おはようございます。
まずは連日報道されているように、大雨による土石流の発生により静岡県熱海市伊豆山地区の住民の方たちが甚大な被害に遭われました。 被災された方々に心よりお見舞い申し上げたいと思います。 まだまだ梅雨の真っ只中ですが、カレンダーを見ると、夏休みまであと2週間あまりになりました。 先日の定期考査の結果を振り返って、これからの自分の学習や生活の見直しに生かして欲しいと思います。 さて、6月は進路説明会や先日の部活動保護者会など保護者の方に学校に来ていただく機会がようやくできました。 どちらも予想以上に多くの保護者の方たちに出席していただき、とてもうれしく思いました。 私も先生たちも保護者の方たちのご協力をいただけることをとても心強く感じています。 さて今日はこんな話をします。 先日の通勤途中の出来事です。 下車駅に着いて、電車の最後部のドアから降りた私は改札口に向かって歩き始めました。 そのとき、お年寄りの女性の方がドアに向かってゆっくり歩いてきました。 健常の方であれば、余裕をもって乗車に間に合う距離でしたが、その女性は足が少し悪いらしくなかなかドアに近付けません。 とても急いでいる様子は女性の表情からも感じられました。 その女性は最後部にいた車掌さんに思わず「すみません…」と声をかけました。 私は声をかけられた車掌さんをチラッと見ました。 すると笑顔で「どうぞ!」と言って女性が車内に入るまで待ってくれたのです。 その間わずか3秒足らずだったと思います。 もしかするとマニュアルでは、「次の電車をご利用ください」と声をかけるべきだったのかもしれません。 しかし、車掌さんの笑顔と「どうぞ!」の一言はとっさに出たのだと思います。 この光景を見て、私はとても心が温まりました。 そしてこの車掌さんがどんな気持ちで毎日仕事をしているのかが伝わってきました。 今、コロナ下の社会で人々の思いやりや寛容さが失われてきている日々の中で、こうした小さな思いやりが人の気持ちを救うのではないかと感じました。 私たち一人一人が周りの人の気遣いや優しさをキャッチする感性も失ってはならないと思います。 みなさんもぜひ考えて見てください。 これで私の話を終わります。
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