2019,06,12, Wednesday
閉会式の時にまさか青空が見える天気になるとは誰が予想もしませんでした。終わってみれば、PTA種目を除くすべての種目を無事に予定通り進めることができました。応援していただいた1,100名を超える保護者、地域、ご来賓の方々も、本校の生徒たちの頑張りに満足していただけたと思います。
今年の体育祭では、新しいチャレンジがいくつかありました。新種目である「部活動対抗リレー」を取り入れたことも一つです。教職員もいろいろと時間をかけて検討しました。新しい試みには、試行錯誤がつきものですし、なかなかうまくいかないこともあります。でも生徒たちは、新種目を心から楽しんでいる姿がありました! 運動が必ずしも得意でない生徒も楽しめる「障害物競走」などの種目にも、みんなの微笑ましく温かい眼差しが注がれていたのを感じました。失敗した友達を責めたり、茶化すような雰囲気が全くなかったことも、今回の体育祭のすがすがしさにつながっていました。 女子のダンスと男子の王桜体操も、3年生のリーダーを中心として春先から練習を積み重ね、2年生や1年生にも真剣に教えながら、自分たちのものを創り上げてくれました。王桜中の女子全員、男子全員のチームワークの高さに感動しました。本番が、今までで一番の素晴らしい出来栄えだったと思っています。新しい要素を入れることは、勇気の要ることですが、その一歩を踏み出すことが進化や成長を生み出すと思います。 そして、何より先生たちの熱の入れようがすごかったです。クラスを応援するその思い入れの強さは生徒たちに十分伝わったと思います。今日の体育祭を通して、クラスや学年の絆が一段と強まったことでしょう。 そして、また閉会式では、生徒、教職員、PTA、おやじの会の方々が、みんなで肩を組んで歌う校歌の味わい深さを今年も堪能することができました。中学時代にこうした濃密な経験を共有することができる本校のよさを噛みしめるとともに、現状に満足せずに、新しくチャレンジをすることの大切さを生徒たちから改めて教わった体育祭でした。生徒も教職員も、チャレンジ精神をもち続けて前進してい行きたいと強く思った一日でした。
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| 学校日記 | 06:47 AM | comments (x) | trackback (x) | |