2020,11,02, Monday
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| 学校日記::今日の給食 | 12:18 PM | comments (x) | trackback (x) | |
2020,11,02, Monday
おはようございます。
今日はこの後いくつか表彰があります。今月の学校だよりでも一部紹介しましたが、文化部も運動部も頑張って成果をあげているのはとてもうれしいです。日々の小さな努力の積み重ねがやはり大切ですね。 さて、話は変わりますが、私は毎日の通勤の行き帰りの時間を「読書タイム」にあてています。最近、植物学者の稲(いな)垣(がき)栄洋(ひでひろ)さんが書かれた「38億年の生命史に学ぶ生存戦略」という本を読みました。皆さんも知っている通り、自然界は常に激しい競争にさらされており、実に多くの生物の種が生存競争に敗れて地球上から姿を消していきました。 稲垣さんは、今、地球上に残っているすべての生物は、「ナンバー1になれるオンリー1の場所」を獲得した勝者であるといいます。 どういう意味だか分かりますか。 ナンバー1を目指し続けても、いつかは自分より強い生物に負けてしまいます。でも、ある環境に適応できる自分だけの強みを発揮できる唯一の、つまりオンリー1の場所を獲得した生物は生き残ることができるということです。もちろん、時代や環境の変化に合わせて、自分自身も変わっていくことが必要です。 これは私たちの生き方にもヒントを与えてくれます。つまり、自分の強みを見つけ、それを失わずに新たなチャレンジをしていくことが重要だということです。 さらに、人類の祖先ホモサピエンスは、体も小さくて力も弱い存在でしたが、「助け合う」という能力を発達させて生き残ってきました。足りない能力をお互いに補い合いながら社会を発展させてきたのです。チームワークの強さですね。 中学校生活で、自分の強みを見つけること、そしてお互いの違いや強みを生かし合うことをしっかり学んで欲しいと思います。これで話を終わります。
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