2019,11,25, Monday
おはようございます。
少しずつ朝晩の寒さが厳しくなってきました。寒くなると、なかなか元気な朝のあいさつの声が出にくくなると思いますが、がんばってあいさつの声を出してほしいと思います。 さて、この間、新聞を見ていたら、「世界人助け指数(World Giving Index)」という言葉に出会いました。私にとっては初めて聞く言葉でしたが、これはあるイギリスの慈善団体が、他者への気遣いや寛容さの度合いを3つの行動から推し量ったものだそうです。 具体的には、 ①「この1ヶ月の間に、助けを必要としている見知らぬ人を助けたか?」、 ②「この1ヶ月の間に寄付をしたか?」 ③「この1ヶ月の間にボランティアをしたか?」 という3つの質問により各国の人々にインタビュー調査を行い、各国の寛容度を数値化し、採点しています。 昨年度の結果を見ると、日本の総合順位は126ヶ国中107位、なかでも「見ず知らずの人を助ける」行動の評価は最下位でした…。 この調査結果をどう読み解くかは難しいですが、「家族や友人が困っていたら助けるけれど、知らない人には関わらない方が無難…」と感じている私たちが抱きがちな日本人の心理の一端を反映しているのかもしれません。 これを裏付けるような出来事がありました。 先の台風19号の被災地に駆けつけたボランティアが延べ10万人を超え、見ず知らずの人々への多くの温かな善意が寄せられました。 一方、暴風雨の中、避難所に身を寄せた路上生活者が「住所がない」ことを理由に受け入れを拒否されたことに対してネット上では賛否両論が飛び交いました。 どちらも同じ国のできごとなのです…。 このことについて、ぜひ皆さんも考えてみてほしいと思います。
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2019,11,25, Monday
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