2019,10,13, Sunday
文化祭まであと15日です。しかしながら、土日や祝日を除くとクラスで合唱練習に取り組める日は意外に少なく8日間程度しかありません。これから限られた日数の練習にどのように取り組むかで皆さんのクラスの真価が問われます。
さて、現在行われているラグビーワールドカップの日本代表チームの活躍を見ていて感じたことを少しお話しします。日本代表チームが躍進を遂げた理由として、「個」の力の進化を挙げる人が多くいます。つまり一人一人が「個」の力を磨くことで、「チーム」力を格段に高めたということです。もう一つは、様々な国籍をもつ選手たちがお互いの多様性を認め合うことで、チームとしての調和を高め、揺るぎない一体感という強みに変えている点です。 このことは、私たちの学校生活にも当てはまります。つまり、クラスや学年をよりよくするためには、一人一人が自分に与えられた役割や責任をしっかり果たすこと、集団をよりよくするために自分にできることを小さなことでも日々実践することが重要です。 係や委員会活動、クラスの当番の仕事、行事への取組などで、すでにこのことを実践してくれている人もたくさんいます。1学期の自分のクラスや学年の良かったところ、改善すべきところをしっかり振り返って、2学期から一人一人の新たな実践につなげてほしいと思います。 次に、多様性の話です。日本人の特性として単一民族という歴史的な背景もあり、どちらかというと均一性や共通性を重視する国民性だと感じます。しかし、この傾向が強すぎると、自分と違う考えの人に対して排他的になったり、硬直化した考えからなかなか抜け出せない状況になってしまいます。 集団は、いろいろな個性や考えの人が集まり、お互いの異なった意見や考えを尊重し合うことで、新しい発想や飛躍が生まれると思います。「多様性を強みに変える」ということを日々の学校生活を通じて学んでほしいと思います。
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| 学校日記 | 03:14 PM | comments (x) | trackback (x) | |