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全校朝礼が行われました
おはようございます。
今週の金曜日には、都立高校の入学試験があります。多くの3年生がこの試験に臨みます。ここまで来たら、睡眠と休養も十分とって、体調をしっかり整えて当日を迎えてほしいと思います。これまでの自分の努力を信じて、最後までベストを尽くしてください。

さて、皆さんも聞いたことがあるかもしれませんが、2020年度から大学入試のあり方が大きく変わります。これまでの大学入試センター試験が廃止され、新たに「大学入試共通テスト」に移行します。これまでのマークシート方式に加えて、国語と数学に「記述式問題」が導入される予定です。また、英語も、これまでの「読む」「聞く」に加え、「話す」「書く」を含む4技能が評価されるようです。これらは、自分なりの意見や考えを筋道を立てて説明したり、表現したりする力が問われます。

もう一つは、高校時代の授業や成績だけでなく、文化活動やスポーツ、ボランティア活動、地域での活動など、高校3年間でどのような学びや体験を深めてきたのかも含め、一人一人の受験生を多面的に評価していくねらいがあります。

フランスには、「バカロレア」という統一国家試験があります。このバカロレアに合格すれば、原則として希望する大学に入学できます。しかしながら、出口は大変厳しく、一度入学しても退学したり進路変更を迫られる学生が多いと聞きます。
試験には歴史や文学など多くの科目がありますが、とりわけ、すべての受験生が取り組む「哲学」は難関と言われています。白紙の答案用紙が配られ、わずか一文の問題に受験生は4時間もかけて、どこにも正解のない問いに答えるのです。

バカロレアでは、社会で主体的に生きていく大人になるために、知識の量でなく、「知識をどう活用できるか」を見ます。たとえ知識の量が少なくても、結論までの道筋をきちんと示すことができれば、合格点を得ることができるのです。

アメリカでも、進学のたびに自分自身のこれまでの経験や「これから何を学びたいのか」を真剣に考え、それを文章によって伝える教育を重視しています。大学入試が変わることで、高校入試や高校での学びも変わっていくことは間違いありません。
みなさんも、このからどのように学んでいくのかということを考えてみてください。







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| 学校日記 | 11:48 AM | comments (x) | trackback (x) |
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