2018,11,05, Monday
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2018,11,05, Monday
おはようございます。
明日から北区の中学生海外派遣が始まります。 本校からも引率の中山 俊先生と4人の派遣生を含む40名の中学生派遣団が、アメリカ合衆国カリフォルニア州ウォルナットクリーク市に向けて出発します。 派遣生は、12日間ホームステイをしながら、ホストファミリーの人たちと寝食を共にし、交流を深めます。日本語がまったく使えない英語だけの生活の中で、不安もあると思いますが、勇気をもってチャレンジしてほしいと思います。たとえ言語が違っても、いろいろなことを知りたい、心を通わせたい…という気持ちさえあれば必ず道は拓けるので、頑張ってほしいと思います。そしてもう一つの派遣団のミッションとして、現地のセブンヒルズスクールの子どもたちとの交流を深めたり、日本の伝統文化を伝えることがあります。 私も3年前に北区の海外派遣に参加させてもらう機会がありました。その時、セブンヒルズスクールの皆さんと接して感じることがいくつかありました。ひとつは、人種や文化や習慣が異なる様々な国籍をもつ子どもが学び合っているにもかかわらず、国籍の壁を感じることはまったくなく、自由に心を開いて交流し合っていたことです。とかく日本人は、同質性や均一思考が高い国民性をもつと言われますが、現地の子どもたちは多様性を認め合って、それを集団の活力やエネルギーに変えているという感じです。 もう一つは、向こうの子どもたちは、学ぼうとする気持ちがとても強いということです。授業も参観しましたが、先生が「質問ありますか?」と問うと、次々と手が上がり質問が出されます。その積極性には正直驚きました。質問をするためには、日ごろから物事への疑問や知的好奇心、課題意識をもっていなければなりません。質問をする力も学ぶ力、学びに向かう態度の大きな要素の一つだと思います。 そして現地の先生方と接して感じたことは、ホスピタリティの高さです。日本人にも「おもてなし」と言われる美徳がありますが、向こうの先生たちも、日本から来た私たちに対して、たえず体調や健康を気遣ってくれたり、細やかな思いやりのある言葉かけをしてくれたり、アメリカの素敵な場所や美味しい食事に連れて行ってくれたり、本当に心を尽くしてくれました。あの時の優しさを忘れることはないでしょう。 派遣生のみなさんも、11月17日にはたくさんの学びと体験の思い出をもって日本に帰ってきます。そのときは、ぜひ彼らのチャレンジをほめてあげてほしいと思います。また、たくさんの思い出を全校生徒のみなさんにも聞かせてほしいと思います。派遣生の明日からのチャレンジに大いに期待して話を終わります。
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